ゲームを巡る備忘録

PS4を中心に遊んでいます。たまにVRも。

PS4『The First Tree』の感想 キツネとはじまりの樹(Switch版あり)

The First Tree

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キツネを動かしてフィールドにある光っている場所を目指して進んでいくのが基本となります。

世界観としては、キツネが行方不明の子供(家族?)を探している話と、よくわからないが男性と女性の会話で構成されている作品です。

まずゲームを始める前に、「設定」で字幕にチェックを入れてください。初期設定されてないので注意が必要。

音声はすべて英語なので字幕を読むことになりますが、話が結構ながいです。会話の内容としては、父親と息子の回想録みたいな感じで、淡々としています。キツネの方が進めば、回想録も進む。お互いにリンクしているのでしょう。

それで、この作品には解説モードが存在しています。制作者によるコメントですね。フィールドに吹き出しみたいなものがあるのでそれに触れる。しかし、解説モードは字幕には対応していないので、英語がわかる人しか理解できない仕様になっています。つまり、この作品の補足的なものが、わからないまま終わる…ただでさえ物語が理解できないのに、解説もわからないという始末。

インディーゲームにありがちな、うやむやでプレイヤー任せな感じになってしまっている。

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プレイヤーはキツネを操作して探索をしていきます。グラフィックは温かみがあるし、音楽もピアノやオーケストラが印象的で癒されると思います。

しかし、広いフィールドでやることは少ないですね。光の柱に行って会話を集めること。各フィールドに1つのある「シークレットアイテム」を見つけること。全部で5つあります。ヒントはないかな。あとは、画像の右の方に光っている星があります。これを収集するくらいですね。全部で150個あります。

そもそも収集などしなくても、必要最低限のギミックをクリアすれば、次のステージに行くことができる。

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トロフィー的なことを言えば「Completionist」が一番大変ですね。1周で光の柱とシークレットアイテム、150ある星をすべて集めないといけない。このゲーム、チャプターが存在しないので、やり直しがきかない。ゲームクリアすると、新しく始めるしかありません。トロフィーの取得タイミングは、最終ステージで男性(ジョセフ)を操作してキツネを発見し、坂を下っている途中です。ここで取れないともう1周することになります。

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あとは「Easter Bunny」ですか。最初のステージにウサギが14匹います。14匹捕まえるとトロフィーとなります。捕まるというよりは、触る感じ。ウサギが鳴いたらカウントされる。全部のウサギを捕まえると巨大なウサギが出現します。巨大なウサギに触れると本編とは関係ないステージへ飛ばされる。まぁ、特に何かあるわけではないし、やることもないですが…ちょっとした『Goat Simulator』のような所です。

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最後、ジョセフはキツネに導かれ「はじまりの樹」へたどり着く。舞台設定はアラスカのようで、朝日に照らされて光り輝く大自然が印象的。孤独に死んだ父親と息子(ジョセフ)の思い出話。そして、子供を亡くしたキツネ。テーマは親と子、または生と死なのでしょうか。解説が近くにあるのですが、英語なのでわからない…

終わってみれば消化不良な気がします。解説も字幕を付けてほしかった。字幕があれば、物語の理解も深まるはずなのに…

悪くない作品ですが、ゲームとして面白いかどうかは別ですね。

もう一度遊ぼうにもチャプター選択がないのでちょっと面倒だし、アイテム収集のトロフィーも取り逃しがあれば最初からやり直しになります。

物語や解説がちゃんとしていればいい作品になったと思います。もったいない…